創設者が語るトランポのうんちく第1回(2008.02頃）からずいぶんとたってしまったが、第2回を早くアップしてくれという要望が多いので（あっ、ウソです・・・笑）、今回、第2回をうんちくすることにした。いきなりこの第2回から読むと現在の話と勘違いする可能性があるので先に言っておく。これは昔の話だからな！しつこいようだが、創設者はE24型の日産ホーミーが大好きだ。室内は広いし、当時どちらかと言えばスクエアなデザインもかっこいい。しかし・・・・おそい。そうなのだ、加速悪い、最高速出ない、おまけにうるさい、すぐエアクリーナーが詰まって黒煙を吐く・・・。そんな日産ホーミー（キャラバン）なんだが、ホーミー乗りとしてはそこがまたかわいい！まず、創設者のホーミーに搭載されていたTD27（2700cc）というエンジンのディーゼルのガラガラ音なんだが、確かにハイエースなんかに比べたらマイルドではない音だ。創設者がレースをしていた頃はトランポに寝泊まりすることが普通で、寒い冬の夜なんかはみんなエンジンかけっぱなし。一酸化炭素中毒を起こさないように窓を少し開けてみんな寝てた。そんなとき、このホーミー君の一定のリズムを刻むかのようなガラガラ音は、創設者にとっては非常に良い子守唄となっていたのである。（ホントだよ）そうそう、メトロノームのようにね。後に創設者はハイエースのトランポにも乗ることになったのだが、なかなか寝付けなくて困ったもんである。（笑）

おおぉ～～～、これはいい～～。軽い加速（ホーミー君の割には・・・）、そして最高速もほんのちょっと伸びた感じが・・・・。しか～～～～し、これもまた白煙は吐かなかったが、1000km位からガラガラ音がうるさくなり、パワー感がなくなってきたのだった。で・・・、最後にやはりディーゼル専用油で一番フリクションがありそ～な15W-40の部分合成油とやらに交換してみた・・・。おおおおおおぉ～～～～～～、素晴らしい～～～～～。音が静かになり（当たり前だっちゅ～に）、力強さが増し、なぜか最高速も2～3km/h伸びたぞ～～～。たぶん微細な圧縮漏れがなくなることでパワーが増した（戻った？）んだと思う。たとえるならば、RS125にアブガスヘッドをつけたときのような・・・っていっても今の人はわかんねぇ～だろ～な～。（まっいいや・・笑）ということで、数か月にわたるホーミー君最高速アップ計画は終わりを告げたのだが、ナベのホミ子さんも同じオイルを使用するようになったので・・・・ナベのトランポを高速で抜くことができねぇ～じゃねぇ～か！！！！！

結論：ディーゼルエンジンには、ディーゼル専用オイルを使うべし！　　ですな。