それゆけ!魂SUPER POTENTIALと仲間たち
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このページは魂S.Pチーム員の夢を乗せて走ったトランスポーターのコーナーです。
おまけ 創設者が語るトランポのうんちく第1回
(2008年2月談)

このページをご覧になった方々は、創設者の一番愛着のあったトランポが日産ホーミー(E24)のスーパーロングバンだということがお分かり頂けたと思うが、ここで創設者が思うトランポのうんちくを語らせて頂こうと思う。創設者がレース活動していた頃にサーキットで多く見られたトランポは、トランポの王道トヨタハイエース、日産のキャラバン・ホーミーが大多数を占め、ついでマツダのボンゴブローニィー、少数派だが三菱デリカバン、たまに小型になるがタウンエース(ライトエース含)等であったが、創設者がレースを始めた当初は軽バンや軽トラ、ダットラなんかも当たり前にサーキットに来ていた。

 トヨタH50系ハイエース

87年頃のサーキットのパドックでは、ボディを指で押したら錆でズボッ!と穴が開きそうなトランポがいっぱいだった。なんたって、ピカピカの、ましてやスーパーロングクラスのトランポなんかでサーキットに来てたら(関東方面だと特に筑波ね・・・笑)、冷たい視線と三角形の目で恐ろしいほどのスペシューム光線(古いですな・・・笑)を浴びていたことだろう。当時はそんなトランポに金掛けるぐらいならバイクに金掛けろってな感じだったからね。当時、創設者の場合はそんなデラックスなトランポを買う金はなかったから、そんな視線を浴びることはなかったけど、スーパーロングクラスのトランポでサーキットへ行くというのは一つの小さい夢だったというライダーは結構いたんじゃないかな。バイクはもちろんのこと工具や機材をしこたま積んで、トランポで連泊なんてことになると「俺の寝る場所をくれぇ~!」ってなことになったりして、次の日の朝、体が痛かったり、寝不足だったりで結構きついんだよね。まぁ、当時はそれが当たり前だったし、そんなこと現場で思う余裕なんかなかったかもね。そして92年頃から89年にフルモデルチェンジしたH100系のハイエースがサーキットにも少しずつ目立ち始めていたけど、中古価格もまだ高価で、なかなかレースをしながら買えるような車ではなかったよね~。

 トヨタ100系ハイエース  日産E24キャラバン/ホーミー

一方、86年にフルモデルチェンジしていたE24型の日産キャラバン・ホーミーは、中古価格もこなれてきていて、H50系のハイエースと並んで人気車種だったと思う。創設者もそれまで乗っていたマツダのボンゴブローニーがパタクレてきて、次のトランポを考え始めたときに真っ先に頭に浮かんだのはE24型のキャラバン・ホーミーだった。個人的には当時新型のH100系ハイエースの丸っこいデザインより四角ばったキャラバン・ホーミーのデザインの方がかっこいいと思っていたのもあるが・・・。

 マツダボンゴブローニー

そして、後にE24型のホーミーのスーパーロングバンに乗ることになった創設者だったが、もともと魂S.Pライダーのナベがホーミーのスーパーロングバンに乗っていて、RS125でレースするのにそんなでかいのは必要はないよなぁ~と思っていたのだが、最後のトランポにするつもりとナベがホーミーを購入した中古車屋さんにもう一台いいのがあるとそそのかされ、さっさと購入してしまった(笑)。しかし、その後TZ250に乗ることになってしまったから、あとになって考えたら大正解であったのは事実なのだよ。

                    

トランポにはやはりハイエース派とキャラバン・ホーミー派がいて、どっちのどこがいい等と話し始めると、とりとめのない戦いが始まってしまうのだが、創設者の独断と偏見で言わせてもらうと、やっぱりホーミーなんだなぁ~~~(笑)。創設者はホーミーのあとハイエースにも乗ったんだけど、ホーミー(キャラバンとホーミーは同じなんでまとめてホーミーとします。創設者の愛車がホーミーだったので・・・笑)のいいところはまず、視界が良い!ハイエースのフロントガラスは縦幅が狭く信号で停止した際、たまに下から覗きこまないと信号機が見えない場合がある。また、どちらかというとハイエースの方の運転姿勢は乗用車チックでハンドルが起きているため、荷物積んで走ってんぞぉ~おりゃぁ~!!!!って感じがしない(笑)。ただ、ホーミーはフロントガラスが大きい分、飛び石でフロントガラスによくヒビが入る。ん~問題だなここは。しかし、しかしだ!創設者が絶対的に譲れないのはコーナーリング時のホーミーの安定性なのだ。特にハイエースの場合、乗車位置がホーミーに比べ高いためにコーナーリング時の車体の傾きが直接体の傾きに反映し、長い時間山道を走っていると非常に疲れるのだよ。さらにホーミーのエンジンはタイミングチェーンなので、10万㎞でタイミングベルトの交換を忘れてエンジンをお釈迦にすることが無いという寿命保持能力が生れもって備わっているのだ!これが意外と走行距離の伸びたトランポでは安心感を生むんだなぁ。さらに、荷室の容積だが、スーパーロングバンの場合ホーミーの方がボディがスクエアな分、中が広いのだよ!創設者が当時調べたところによると、4ナンバーサイズのバンの場合、一番広いのがマツダボンゴブローニーのロングバンで、1ナンバーサイズになるとホーミーのスーパーロングバンなんだなこれが。そんでもって、ホイールベースがハイエースのスーパーロングよりも短いため小回りがきく!!おぉ~素晴らしい~~っ!!!  ん、いかんいかん、熱くなってきた・・・笑 まっ、いずれにしても創設者はホーミーが、いや、ホーミー君が大好きだったのである。だいたい、1か月に合計1週間くらいはホーミーの中で寝ていたから(というより暮らしていたといった方が良いかも・・・笑)しばらくトランポの中で寝ない生活が続くと、なんか落ち着かなかったんだよねぇ~。そんな人いませんでしたか?えっ?いない?お前だけだって?ん~、そうかも知れないな・・・。最近のライダーはトランポで車中泊ってあんまりないんだろ~な(笑)。

 第2回へつづく・・・。ハズ

                                                            

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