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このページは魂S.Pチーム員の思い出のコーナーです。 |
MEMORY~思い出 |
魂S.Pと仲間たちの貧しく(?)も楽しかった日々 |
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思い出その2 1995年 地方選で人より速く走る方法の巻 |
上の写真は1995年の決勝レース前の選手紹介時のショットであるが、もちろんアホなパフォーマンスをしているのは創設者である。ご覧になってお分かりのように4列目スタートであるから、予選では創設者より速いタイムで走ったライダーが11人いたということになる(グリッド台数は1列目から4台、3台、4台、3台と続く)。しかし、創設者がまともに走ったら、おそらく5列目ぐらいだろう。普通まともに走ったらと書くと、もうちょっと上の順位でと言いたいところだが創設者の場合は違うのだ。たぶんもうちょっと後ろのグリッド、いや間違いなく後ろのグリッドだろう(笑)。では、魂S.P流の少しでも前のグリッドからスタートするための方法を暴露しよう(笑)。 あっ、先に言っておくが、まともに速いライダーがこれをみると「お前、バカか・・・」ということになるので、この件についてクレームをつけるのはご遠慮願いたい(笑)。あくまでも魂S.Pいや、創設者の戦略であるので・・・。 まず予選を走る前から戦いは始まっていることを意識しなければならない。サーキットについて、トランポからマシンを降ろしたその時から戦いは始まっているのだ。・・・ん?なんの戦いかって?まだわかんないの?速くない奴が速く走れるわけがないんだから、ハッタリかますしかないでしょう。全日本や当時のエリア選じゃ無理だけど、地方選ならハッタリかます余地は十分あるんだな(笑)。 まず、マシン。これはとびっきり速そうなマシンに仕立て上げておくこと(本当に速いマシンならもっと良い)。もちろんカウルはビカビカに磨きあげ、フレームなんかは鏡面が良い。マシンがボロくたって速く走れるんだなんて思っ ている奴なんてほとんどいないはず。自分より速そうなマシンを見せつけられると、「なんか、ちょっと速そうだな」 ってことになるわけだ。特に自分よりちょっとでも遅いライダーには完全にここでノックアウトさせること。パドックでタイヤウォーマーをタイヤにあてる前から、発電機を2台くらい回しておくのもよいだろう(笑)。これも見た目が大 切だから、あっちとこっちで回すんではなく2台並べて回さなくっちゃね!スペアタイヤもトランポの中に大事にしまっておくのではなく新品タイヤの間に練習で使用したタイやをはさんで最低でも8本くらいは積み上げておこう。 大がかりに見せる事が大事なんだよねぇ~。 そんなこんなで予選になったら一番速い奴と思われるライダーの次にコースに出よう。そうすることで、自分を引っぱってもらうこともできるのだが、自分の後ろにいるライダーにちょっと速そうだから無理に抜かずにちょっと様子を見ようって気にさせるのが大事。(マジで速いライダーはすぐ抜いていきますけどね~・・・わはは) 大体、サーキットによっても違うが3週目くらいに「あれ、こいつペース上がんねぇ~なぁ」てなことになって、やっと 追い抜いていくのだが、その時にはそいつのペースが崩れているから、うまくいけばそのまま予選終了ですな。 そうするとグリッドが一つくらい前にいったりなんかするんだな。わはは。しかし今考えると当時はものすごい数のエントリー台数で、誰が誰だかわからない状況があったので、この作戦は使えたんですが、今じゃ走ってるやつ全員知り合いみたいな状況があるから、使えませんね(わはは)。『なんだ奴か。』って(笑。 あと、いいのが雨の日ね。雨の日の予選でタイトコーナーの手前でブレーキかける直前の前のライダーのインをめがけてワンテンポ遅れてブレーキング。曲がろうとするから怖いのであって、真っすぐフルブレーキングと思えば意外と止まるもんだ。インにバイクがチラっと見えただけでノービスのほとんどのライダーはコケたくないから引いてしまうよね。決勝ではそうはいかないかもしれなけど、予選ではここは譲って次の周でと思わせることが大事。そのうち予選は終わっちゃうから(笑)。それとブレーキングする時のアクションは大きくね。ガバッと起き上がり、インに膝をうりゃっと突き出す。セオリー的には雨の日の大きなアクションは基本的には禁物だから、こいつコケるかもって気を誘うのも秘儀(笑)。 さぁ、それで予選通過したならあとは実力で勝負なんだけど、まだまだ、小細工は終わらない(笑)。 先ほどの上の写真でもあるように選手紹介の時にはできるだけ余裕をぶちかます。だいたい、グリッドにつくと半分以上のライダーがドキドキしたり、目をつぶって精神統一したりなんかしてるけど、最低でも自分の後ろのグリッドのライダーには最後の最後までハッタリをぶちかまして悪あがきをする。そうすることで、他のライダーの精神状態を錯乱させるのだよ。まぁ、これでうまくいったことがあるかどうかは皆さんの想像に任せるとしよう(笑)。 |
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