～96年までOjima君がライディングしたマシン。V型エンジン2年目のTZ250。

タンクの形状は93年型以降のTZに比べやや幅が広く丸みがある。

また、カウルの形状は93年以降のTZに比べるといかつく、どちらかというと戦闘的に見えた。

93年にSP250クラスからGP250クラスへスイッチしたハセクラさんが93年、94年と戦ったマシン。

カウルの形状は92年型に比べて丸みをおびているが、タンク形状はスリムになった。また、カーボン製の

サイレンサーの全長が長くなっている。ノーマルで82PSのパワーを搾り出す。当時の新車価格は175万円。

94年、GP125クラスからGP250クラスへスイッチした創設者が94年にライディングしたマシン。

創設者が手に入れたときには既にシリンダを含めチャンバーなどにも手が入っていた。

タンクの形状は93年型以降のTZに比べやや幅が広く丸みがあった。

装着されているホイールはテクノマグネシオの5本スポーク中空ホイール。

創設者が95年、96年にライディングしたマシン。

94年に使用したマシンをさらにモデファイした仕様になっており、車両重量もレギュレーションギリギリまで

軽量化されている。昨年使用していたシリンダのポート形状をベースに特に掃気ポートに変更を加えたシリン

ダを搭載している。魂S.Pアブガス仕様 TZ250の完成形。96年に4輪用の赤外線で点火タイミングを計るシス

テムを移植しようとしたが途中で断念した。また、このマシンにはシーソー式のチェンジペダルを採用している。

97年ヨネちゃんがライディングしたマシン。

97年からの燃料レギュレーションに合わせる為ハイオクガソリン仕様となっている。

雨の中スリックで優勝するなど周りからは“奇跡を生むマシン”と言われている（笑）。

創設者が最後にライディングしたマシンで、前オーナーも含めると改良されながら6年間も走り続けた最終形。

97年の燃料レギュレーション改正によりハイオク化し、さらにラム圧仕様（ラム圧パーツはSPOT FRP製）に

したマシン。タンク下に1気筒分のラム圧ボックスを装着するためシートレールなどの取り回し変更を行った。

また、このラム圧仕様はラム圧のコントローラーなどを一切使用せずに適正なラム圧をコントロールするように

なっている。テストを繰り返し、２次圧縮はアブガス仕様と同等まで上げているが、以前のピーキーさはなく

マイルドな仕上がりとなっている。シリンダポート形状はアブガスシリンダで使用していたポート形状に酷似

している。このマシンはしばらく創設者のもとに保管されていたが2007年にヨネちゃんのもとへ渡っている。